先日、銀行で出会った女性がいます。
この辺に普通に営業しているスーパーマーケットは
ありますか?と聞かれ、私の職場の隣がスーパーなので
ついでですから。と私の車にのせてお送りしました。
なんでも、山の上の避難所に避難している方で
一緒に避難してきたお孫さん(中学生女子)が
食べ物を口にしなくなり、昔から大好きなプリンを
買っていってあげたいとのこと。
交通手段がなくて、2時間半かけて歩いてきたらしく
帰りも歩いて帰る。。。って。
私、時間ありますから送らせて下さい!とお願いし
送っていくことになりました。
お孫さん、避難所の生活に疲れてしまって食事ができなく
なってしまったのかしら?と聞いてみたら・・・
その方のお宅には、2匹のワンちゃんとインコがいて
最初に避難する時に3日くらいで戻れますので・・と
言われて急いでバスに乗って下さいとのことで
フードとお水を当分の食事として置いてきたのだけど
結局、避難してみたら1ヶ月も自宅には戻れない。
残してきたペットのことが心配で、お孫さんはペットの
保護活動をして下さっているボランティア団体の
ブログなどをチェックして、もしや、自分のペットや
知っているコが保護されてはいないか?と探していた
そうなんです。
でも、探すうちに、UPされている写真がたしかに
自分が住んでいる町だけど、頭と骨しか残っていない
他の動物に食べられてしまったであろう死骸だったり
人間の好きで飼ったペットなのに、また人間の勝手で
置き去りにしていって、こんな惨いことに・・って
現状を報告する内容の報告の多いことにショックを
受けて、まったく食事をとらなくなってしまったそうなんです。
たしかに、遠い県からもボランティアで残された動物の
保護をしに危険な地区に入られて作業をして下さっている
ボランティアさんには感謝の気持ちでいっぱいですし
その方たちが見てきた現状をブログやHPで報告するのも
自由です。
ただ、実際に避難している方たちは、ラッキーにも保護されて
無事を確認できて安心できた方もいるし、必死で探していた
自分のペットの惨い亡骸を見つけてしまう場合もあります。
ただ、地震、津波、原発と苦しい思いをされて、まだ避難所での
大変な生活をされている方たちには、これ以上辛い思いを
させなくてもよいのではないでしょうか?
たしかに人間の好きで飼ったペットです。
大切な家族です。その家族を残してこなければ
ならなかった辛い現実だって忘れることは
できないと思います。その上、惨い写真まで・・・
保護されて元気でいる動物たちの情報はどんどん提供して
欲しいです。
でも、そうでなかった動物の方が多いはず。
決して頑張って下さっているボランティアの方たちに
どうこう・・というものではありませんが
少しだけ、少しだけ配慮していただけると
ありがたいです。
ブロ友さんのところで見つけた
http://home-3.com/maigodog/保護している動物のリストです。
このような報告の仕方もあるそうです。
犬種別や保護した場所など大変わかりやすいです。
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